3連


オオゾウムシ

シロテンハナムグリ


虫も大変ですな。。他に観察した事がある虫だとウスチャコガネなんかは
1メスに10オス以上がたかってお団子状態で地面でもみ合っているのを見たことがある。。。



標本整理を少しずつしているのだがどう見てもカブト箱がもうイッパイイッパイ。
これ以上は増やしたくても入らないし、かといって箱の中身は削りたくないし、、、どうしよう。
カブトは針を刺していないのだが、整理中に壊したり並べ替えが大変だったりして
やはり刺すべきか悩む。

マツコマイマイ


伊豆大島産 ♀52ミリ


所有しているヒメマイマイカブリの最大個体。
伊豆大島のヒメマイマはデカイのがとにかく多い。
10個体くらいしか採集していないのに3〜4個体は5センチを超えていたと思う。
色とか個体の感じとかボウソウマイマイやイズマイマイに近いと感じる。
伊豆大島はセアカオサやアオオサなど他の伊豆諸島の島々にはいないオサムシマイマイ
含めて3種分布している。各島が分化した後に古利根川水系の氾濫で流入したといわれたりしているが
マイマイを見る限り、伊豆半島と大島が伊豆島を形成していた時の個体群が遺存的に生息していると
考えた方が自然だろうと思う。もしくは房総半島から流木などで流されてきたか。

前記の八王子のマイマイと比べても体格差が凄い。
そして頭部や前胸の色は黒め


前胸が張り出す個体をモンロー型(三浦半島の個体にそういう特徴の個体が多いらしく、
一般にモンローマイマイと呼ぶ。)モンロー=グラマー=前胸が張り出すということだと思う。
に対抗して
伊豆大島の個体など体系が太めでポッチャリなマイマイをマツコマイマイと呼びたい。
マツコはもちろんマツコDXから。昔の黒紫色の衣装や毒を吐くことやら体系やら性差が曖昧など
正にピッタリの呼び名だと思うがいかがだろうか??


大島では夏にしか採集したことはないが、道路を灯火廻りしている時に拾うか
バナナトラップでも採集できる。結構ビックリしたのはクワガタ狙いで6メートル
くらいの梢に仕掛けたトラップにも来ていた事だ。まあ、偶然かもしれないが
そのくらいの高所でも来ることはあるようだ。
バナナで狙うなら目線ぐらいまでが良いと思うけど、大島での個体数は広く浅くという感じ。
伊豆大島ならひょっとしたら55ミリくらいまで採集できるかもしれない。
材採集で狙いに行ってみたい。

にわかブーム


最近は、マイマイカブリがちょっとしたマイブーム。
房総か三浦半島辺りのミーハーな型に手を出したいところ。。


画像は高○山の個体。ペアであったと思ったら両方♀だった。。。。
左で50ミリ、右で47ミリと何気にヒメマイマイカブリとしてはデカイ。
50ミリ越は特に得難いので、コレを超えるのは同産地ではカナリ厳しそう。


ヒメマイマイカブリもコアオマイマイもキタカブリも50ミリを超えたら超特大だろう。
エゾマイマイも含めた各亜種のギネスサイズ(♂と♀)が知りたいし見てみたい。

冬出のモフモフ


はい出ましたケブカコフキコガネですね。
日本特産、1属1種の良い虫。
去年の年末は沖縄島周辺部の年ということもあり私の友人知人にも
燃えている人がいました。
ケブカ職人である、さる偉大なお方から以前にいただいた個体達で、太っ腹にも
メスもいただいていました。(メスは大珍品だった。近年採集方法がわかったけれども、それでも珍品。)
 

こうして比べると奄美エリアと沖縄エリアで前脚のケイ節や前胸などが割と安定して差異があるような。。。
トカラとか沖永良部とかにも分布するのか大いに興味が出てきますね。調査はいろんな意味で厳しそうですが


沖縄本島あたりならコスト的にもいけそうなので生きているのを見てみたいっす。
本島中部エリアはこれからよ??

爆弾低気圧&明けすぎまして

 明けすぎましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
年賀状も今年も色々な方から貰い返そう返そうと思いながらタイミングが…申し訳ありませぬ。。

今年は蛇年なのでサキシマハブさん 

サキシマハブくらいだと気にもしないが、藪をかき分ける時や休憩時の足元など
ハッとする事がある。いずれもそんな瞬間の写真


今日は終日オフだったので家で引きこもり。。起きて外を見ると物凄い雪が積もっていた。。

落ち着いてから夜に近所を散歩してみると想像以上。。

今日の成人式は女の子は特に振袖に袴だと大変だったでしょう。
雪の多い日本海側や北海道の人はこれくらいと思うかもしれませんが東京だと
かなり凄い積雪。子供の時は雪てワクワクしたけれど。。。
まあ仕方ないな、たまには雪景色でも楽しもう。

苦行だった


今年は両島で新しい場所など色々とチャレンジしてみたが成果はイマイチ。。。
やはりマルバネは甘くはない。
ヤマネコ島でデカイのは厳しいの〜
65ミリ超えてるのは虫研ビデオのS木さんの以来採られていないと思う。
地形図で当てをつけても猛烈なブッシュと遭難の恐怖でなかなかうまくいかない。
どうしたもんか